2011年正月漫画おまけ2

その後の東北たち。





雪かきは重労働です。

 

ご近所さんたちにもてあそばれる岩手さん。

以下のコメント頂きました、ありがとうございますv

●「…そーですね、この季節地元に帰れば雪かきでばっちり痩せられます!
氷点下何度になろうと雪かきの後は汗だくになります。
春夏秋と運動不足だった体も、繰り返す筋肉痛の日々で立派に鍛えられあげます。

積雪の地面に近い場所が固い氷になってしまっているこの時期は、
ちょっとの晴れ間があれば、老若男女おじいちゃんおばあちゃんも若いお母さんたちも、
ツルハシを振るって家先の氷を割る作業に忙しいです。」(山形)

●「…ダイエット・・・。
分かるような、というか実際にそうなんだから恐ろしい。
雪かきすると2キロは落ちます。
ただ問題は、冬場は寒いので車での移動が多くなり、雪が降らないと増え続けるという点くらいでしょうか。

・・・今年は雪が少ないなあ。
と健康診断で思うようだと人生どっか間違っている気がしないでもない。」(北海道)

●「…正月おまけで宮城が雪かきの際に一輪車を使用しているようですが、あれじゃ動きませんよ。
一輪車は埋まります、ダメです。
そりに乗せたほうがいいです。
で、トラックに積んで雪捨て場にもって行きます。
確かに宮城は雪が少ないから不慣れかもしれませんが、宮城も山間部は雪が多いですからある程度はなれていると思います…
まぁ、あえてダイエットの為動かしづらくてバランスの取りにくい一輪車を使っているのかもしれませんが、一輪車ごときじゃ屋根の雪下ろしは間に合いませんよ。」(宮城)

●「…私「雪かきするから、太ってる人とかいなかったの?」
山形(母)「いないね」(キッパリ)
即答でした。(;・д・)…」(神奈川育ち、母は山形出身)

●「…確かに雪掻きは重労働ですね・・・立ちしゃがみ、腰の回転に腕の上下、雪を持ち上げたりの重量・・・確かに、ダイエットには最適です。放っておくと、本気で埋まるので、正に命がけのダイエットですが(苦笑)」(新潟)

●「…雪かきは確かに重労働です
10分くらいやるだけですぐに汗かきます
しかも雪はほぼ毎日降るのでそりゃやせますよね・・・」(岩手)

●「…あぁ、雪かきは重労働です!!今年はさぞかし、いい重労働でしょうね(笑)。
ちなみに北海道では「雪かき」の他に「雪下ろし」ともいいますよ、文字通り屋根から下ろす動作から言います。

他にも除雪車はラッセル
(どうも内地では違う意味で通じるようですが…)
家には一台ママさんダンプ(
もちろん車じゃありません)

一軒家は雪かきが大変じゃ! 」(北海道)

 ↑●「…「雪おろし」も使いますが、「雪投げ」が一般的かな?
投げたくなる
(=捨てたい)くらい降るモノ、まさしくそうです(苦笑)。…」


●「…そんな雪かき風景。屋根に青森と我が秋田が昇っているのにちょっと嬉しくなりました。
 友人とも話していたのですが、「雪下ろしに参加できる=通過儀礼」と思っています。
 雪かきは家族総出の仕事と言って過言ではありません。本当に、幼稚園保育所の頃からスコップの使い方を教わります。子ども用の物、売っていますし。それで雪の切り方すくい方、投げ方や散らし方を身体で覚えます。
 しかし雪下ろしは高所作業なので、身体能力が未発達の幼児はやらせてもらえません。最低でも小学校に上がらないと。だからこそ、高所作業をやらせてもらえる→一人前と見なされる、のような感覚があります。作業は辛いんですけどね、でも、高揚感の方が大きいです。

 そうそう。雪国の雪かき用スコップは、先端尖っていませんよ。真っ平らです。形状としては、お好み焼きのへらに似ているか、な? 土と違って刺さりますから。むしろ、表面積を広くして、一度に大量の雪を投げることを重視している節があります。 あと、スコップもアルミ製の物と鉄製の物で使い分けます。凍みついてほぼ氷になった堅い雪は鉄製ので砕き、すくい投げます。普段はアルミ製ですね。鉄製の物より表面積が広いのに軽いので、一度に大量投げられるんです。また、硬い物に当たると負けて曲がるので、石油タンクの側や壁際などはこれで行います。
 北海道民の方も仰っていましたが、一家に一台ママさんダンプは常識ですね!

 ただ、太平洋側になると事情は変わります。太平洋側の内陸部だと、まだ雪かきが必要ですが、沿岸になると雪はあまり降りません
(雪雲は全て東北中央を貫く奥羽山脈に引っかかり、雪を降らせ切って山を下るためです)。その代わり、冷えます。しばれます。道路に厚さ10cmの氷が常識です。
 だからでしょうか。一家に一本ツルハシ、みたいですね。がんがん砕いていたのを見ました。」(秋田)

●「…毎朝1時間除雪作業をしたら、1週間でスラックスがゆるゆるに…。
今は建物北側の雪山をスコップを振り上げた勢いで割る作業をしているので、二の腕がきゅっとなりつつあります。
富山も高田も水分の多い雪なので、お豆腐を切るがごとく、右、向こう、左とスコップをいれて、最後に手前下側からすくって投げます。…」(新潟出身富山在住)



 

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