関ヶ原から幕末へ 【山口の場合】7
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●「…たしかに広家は豊臣政権下で自分を軽んじていた三成を嫌っていましたが、自分の知らぬところで勝手に毛利輝元を三成と結託して西軍の総大将にしてしまった、安国寺恵瓊が、大、大、大嫌いだったから東軍についたのでしょうね。 もともと、広家は徳川家康率いる東軍に加勢するよう輝元に提言してましたから。 吉川家は、先代元春から親子二代で安国寺恵瓊を嫌っていましたし、安国寺恵瓊も広家を嫌う犬猿の仲でしたから、そこを徳川家康に利用されてしまったんですね。」