熱の移動を考える

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羊:「心理的に温かくなるんだよ」

私:「んなもんで冬の寒さが乗り切れるものか」

以下のコメントいただきました、ありがとうございます!

●「…私:「んなもんで冬の寒さが乗り切れるものか」とありましたが、愛媛の冬だからそう思うんですよ。
東北の冬を体感すれば、体温が35℃でもあったかく感じますよ! だって外気温が氷点下ですよ、マイナスですよ!! 外気温との温度差を考えれば充分あったかいですって。
実際、「井戸水は夏場は冷たく冬は温かい」なんていいますけど、水温はほぼ変化しませんからね? 単に外気温が下がって、相対的に8℃の水温を温かく感じているだけですからね?
本当に寒い日は消雪用パイプの水から湯気が立っていますが、お湯じゃなくて地下水なんですよ。エネルギー差が大きすぎて、状態変化起こしているに過ぎないんです。はい。
恋愛漫画描くなら、是非秋田の冬を体験してみてくださいな☆
東北でも冬場は比較的温暖なので。(多分)…」

●「手をつなぐと暖かいのは「相手の体温で暖かい」というよりは「低い外気温に触れなくて済む分熱が逃げにくいから暖かい」のではないでしょうか。
−5度と35度でだって40度の違いがありますから(北海道民 」

●「人間は恒温動物ですから、自分で熱を作っています。
その熱が、外にどんどん奪われると、「寒い」と感じるわけです。
抱きしめあった部分が「暖かい」のは、その部分からは外に熱が逃げないからですよ。
だから二人とも「暖かい」でOKなんです。」

●「…もぐらさん、断熱効果を忘れてませんかね?
冬の寒い日に手を繋ぐと、手の内側にあるわずかな空気が外気から遮断されます。結果、熱の放散が無いままに体温で暖められ続けるので、手を繋いでいると体温より高くなって
(熱の輻射があるため)、手のひらに汗をかいたりします。重ね着すると温かくなるのと理屈は同じですね。
ちなみにそれでは不愉快になったりするので、手を繋ぐ際には適度に手の内側の空気を逃がしたほうが良いようです。
以上、ロマンチシズムを徹底的に排除して「手を繋ぐと二人とも温かくなる」理由を科学的に考察してみた結果でした。…」

●「手をつなぐ暖かさは、熱物理学的・生物学的な観点でみると
それまで寒空の下、手から冷たい空気中に無駄に流出していた熱量が
手をつなぐことで空気よりも暖かく体温の流出していかないようになって保たれるので
熱が失われず暖かいという効果に繋がっています」

●「人間は恒温動物なので体から熱を発してるのです
その熱は基本的に肌から外へ放出されてるわけです
手をつなぐと手の表面から逃げてた熱が繋いだ手の中に籠るのです
つまり熱がこもった分あったかくなるのです
冬に熱が逃げにくいダウンのコートとか着てると温かいのと大体一緒です」

●「もぐらさん、手つないだりくっついたりして感じる熱はどっちかというと冷気の通り道を締め出すことによりお互いの放出している熱であったまっている状態なので、両方が暖かさを感じ取ることが可能なのです。イメージとしては夏の関節部分です。熱が溜まることにより温かさを感じ取ってるのであって、温度差で熱を感じ取っているわけじゃないんですよ。たぶん。 」

●「いやいやいやいやもぐらさん、冬の外気なんかひとケタでしょう
そこに35℃の手を握れば温かいに決まってるじゃないですかw
夏で35℃の猛暑日でも「体温より低いから寒い」てことはないでしょ?」

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